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フォレスタ Vol.1 [俳画] 田中 基与治さん

 

今回、田中 基与治(たなか きよじ)さんの「輝き」についてお話をお聞きしました。
キヨジさんは、御年79歳(S7.4.7)であられ、いままでに脳梗塞を4回患いましたが2回目の脳梗塞を克服されててから俳画に出会い、作品を作ってこられました。


もともとスポーツ万能、体動かすのが大好きで、みかん農家の時、専用倉庫をご自分で建ててしまうほど器用で活動家。また田辺市(龍神村)から木材をゆずってもらっては、家の補修などを自分でこなすなど、活動的で凝り性なキヨジさん。

初日の出胸一杯の夢を吸い
田中基与治さま俳画1

俳画歴は3年ほど。創作点数は100を数える。

越し方の足跡たどる秋思かな
田中基与治さま俳画2

季節毎の日常風景を中心とした作品が多いそうです。

今回はよろしくお願いします!
早速ですが、俳画を始めたきっかけを教えて頂けますか?

もともと器用な事が好きで凝り性な性格もあって、何か自分で出来るものはないか?と探していたところ、有名な俳画の先生が近くで教室をしていたので思い切って初めてみたんだよ。

沢山の作品がありますが、題材は有田で見つけられたのですか?

もちろん、地元でも求めましたが、旅先などで考えたりもしたよ。

奥様と3人で和やかな環境でインタビュー

掲載作品に悩むなー

俳画教室は女性ばかりで男性は自分一人だったんだよと苦笑い

絵を描くというのは、経験がなければ難しかったんじゃないですか?

簡単ではなかったねぇ。でも、教室の先生や、仲間にもめぐまれたから最初の作品が出来るまでには思いの外、時間がかからなかったよ。

掲載しきれない程の作品群

健康ならずっと続けたかった、と。

まだまだ作品が目白押し。想いは我々が伝えます!

教室ではどういう学習方法だったのですか?

テーマなどを先生に決めていただき、創作を指導してもらったよ。
先生の勧めもあり、市の会に出品しようとした矢先に脳梗塞を発症し断念せざるを得なくなったんだ。3回目の脳梗塞だったが、この時をさかいに創作を続けることができなくなったんだよ。

創作を継続できなくなったのは非常に残念ですが、季節ごとの作品がそろっていますし、今回に限らずぜひ協力して下さい。
素晴らしい作品を本当にありがとうございました。(2012.10.20)

【俳画とは】

俳画(はいが)は、絵画形式で、題材とした俳句(はいく)を賛したもの。

一般的な定義では、俳諧師(はいかいし)の手によるものを指すという。俳諧(はいかい)とは、主に江戸時代に栄えた日本文学の形式、また、その作品のこと。


【歴史】

俳画の祖・ルーツについては諸説あるが、野々口立圃(ののぐちりゅうほ)の『立圃筆休息歌仙図』を挙げる説がある。松尾芭蕉自身も俳画を残しているが、没後、他の俳人らによる芭蕉顕彰の俳画が多数描かれたという。また、その後に俳画というジャンルを確立した(俳画の創始者とされることも)のは、1700年代の与謝蕪村であるという指摘がある。

参考画は、横井金谷(よこいきんこく)による松尾芭蕉の肖像

引用元:Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/

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プロフィール

『俳画』
昭和7年4月7日生まれ
有田市在住
俳画歴 約3年