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フォレスタ Vol.2 [押し花] 成川 静さん

今回、成川 静(なりかわ しず)さんの「輝き」についてお話をお聞きしました。 シズさんは御年92歳(T9.5.14)であられ、いままで書道や編み物などを経験され、80歳の時に体験会で押し花に出会ってから90歳まで約10年間、押し花を趣味にされたそうです。
若いときから散歩が大好きで、野道に咲く綺麗な花や葉を集めてはノートに挟んで収集されるのを楽しまれていたシズさん。たまたま、オークワ箕島点前にある有田植物園さんで押し花の体験会に参加した事がきっかけで趣味となったそうです。創作された作品は人気が高く、販売を希望された方も居られるとか。多くはお世話になった友人や知り合いにプレゼントされたそうです。

押し花歴は約10年。多くの作品は近隣人やお世話になった方々へ贈られたそうだ。

花々を幾層にも重ね色濃く奥行きのある作風が多く、彩り鮮やか。




今回はよろしくお願いします!
早速ですが、押し花を始めたきっかけを教えて頂けますか?
今まで書道や編み物などを経験したけど、どれもセンスがなくてダメだったけども、押し花は自分合ったのか、続いたねぇ。


材料となる花はどちらで手に入れられたのですか?
地元の生花店の有田植物園さんとこで買ったんよ。野道に咲いてる花でもいいけど、しおれたりしているとキレイに作れないからねぇ。


彩り鮮やか!背景が黒色だと上質で彩りが強調されますね。いい!

近くでみると本当に綺麗に押されているのがわかります

押し花になっても立体感はそのまま!おどろき!

作品はどういうイメージで創作されるのですか?
ミモザ(マメ科オジギソウ属植物)だったら女性をイメージして作ったり、ユキヤナギ(バラ科の落葉低木)だと・・・うーん、忘れたねぇ(笑)


押し花の技術を生かされていてキレイ!

数枚の花で構成されていると思えないほど奥ゆかしさを感じます

一枚、一枚、丁寧に作られています

しおりも作られているんですね!
しおりはデイサービスに行った際に、レクリエーションで作ったりしたんよ。
押し花は細かい作業やから、なかなかに作れなくなったけど、今は簡単な押し花のしおりをデイサービスのお友達と作るのが楽しみなんよ。


まだまだ多くの作品を大事に保管されているようですのでまたご協力お願いいたします。
素晴らしい作品を本当にありがとうございました。(2013.2.23)



【押し花とは】
押し花(おしばな)とは、分厚い本の間などに花や葉をはさんで乾燥させ外形を保つこと。また、そうして出来上がった花や葉自体のこと。趣味や芸術として楽しむ。学術的な標本の作り方についての押し花・押し葉については、押し葉標本を参照。
【趣味として】

押し花は古くから学術的な標本というだけでなく、趣味としても多くの人に楽しまれてきた。現在も世界中に多くの愛好者がいると思われるがその正確な数は不明である。地域の公民館などで、しばしば押し花教室が開かれている。押し花は本の栞(しおり)としたり、手紙などに添えたり、押し花を組み合わせ一枚の絵にする押し花アートとして楽しむ。現在では押し花アートやブーケの押し花(その名の通り、ブーケを押し花にする)、押し花ネイル(ネイルアートの一つ)など、その可能性を広げている。
引用元:Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/