家財活用サイト設立ご挨拶

 少子高齢化が急速に進行する中、高齢者や児童への虐待や孤立死の問題、消費者被害の問題、災害時の要援護者支援の問題などの生活課題が潜在化してきており、地域のつながり(ネットワーク)の再構築が課題となっています。
 今年度(平成28年度)、有田市社会福祉協議会では、従来の公的サービス中心の福祉施策だけでは、制度と制度の狭間にあって本当に支援が必要な人々や、地域におけるさまざまな生活問題への対応が困難との判断から、有田市内の福祉サービスを提供する事業所に呼びかけ、「住民と行政・社協・専門職の協働による地域福祉」の創造を求めて、『有田市地域福祉ネットワーク会議』を設立いたしました。
 この会議において、様々な課題が提案された中、本社協が権利擁護事業で実体験した事例に基づき、家財活用サイトの運用をご提案させていただいたところ、家財活用が本ネットワーク会議の最初の事業とすることにご賛同いただき、今般、運用する運びとなったところでございます。
 不用となった品物は、誰かが必要とすることにより、その価値を継続し、必要な品物として再び、生き返るのです。誰かが手を差し伸べることにより、住み慣れた地域で安心して暮らすことができる社会が実現するのです。 私たちは、ネットワーク会議の枠を超え、今後とも、地域の課題に対応してまいりたいと考えており、本事業が子供・高齢者・障害者など全ての人々が地域、暮らし、生きがいを共に創り、高め合うことができる「地域共生社会」を実現する一助になることを祈念して、設立のご挨拶とさせていただきます。

 

平成29年3月

社会福祉法人 有田市社会福祉協議会

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